

外壁塗装のご提案にあたって、外壁の状態を詳しく確認していきます。
今回は外壁塗装のご依頼ですが、無料で屋根をドローンで点検させて頂いております。屋根は日本瓦ですが、普段見えない箇所となりますので、万が一瓦がズレてしまっていたり、飛んで行ってしまっていたら大変です。点検したその場で屋根の写真を確認していただき、その後お写真にしてお渡しさせております。
シーリングの劣化や欠損は、お問い合わせ頂いた時にお伺いしておりましたが、他に気になったのが外壁に触ると手に白い粉なものが付着するチョーキング現象が起きておりました。
経年劣化した建物にはよく見られる現象で、塗料に含まれた樹脂顔料が粉化して、旧塗膜が雨水や風、紫外線の影響を受けて劣化してきてしまっている現象となります。
お客様に調査報告とお見積りをご提案させてもらったところ、シーリングにはオート化学工業のオートンイクシードを、外壁にはKFケミカルの無機エクスカリバーでご契約いただきました。
最近は断トツ人気の超耐久超低汚染無機塗料の無機エクスカリバーです。
今回の工事代金は全てコミコミで¥1.070.000(税込)で施工を行いました。
外壁塗装、まずは作業に必要な足場架け払い!

外壁塗装を施工するにあたって、まずは作業に必要な足場架け払いから行っていきます。今回は敷地が広く隣接するお宅がありませんでしたので、余裕をもって足場を建てることができました。
その分風が強い地域となりますので、壁あてのジャッキを多めにしっかり建てる、あまりに風が強い予報の日にはネットをたたんで帰る。などの安全対策を守っていきます。
高圧洗浄して下地処理していきます!



高圧洗浄の様子です。外壁塗装工事の一番最初の工程となります。
古い塗膜や長年蓄積された汚れなどを除去するための工程です。この高圧洗浄をしないと、新しく塗装する塗膜が密着しにくく、本来の耐用年数が低下してしまいます。
シーリングを新設します!





外壁サイディングは、間にシーリング目地があり、サッシや玄関扉などの開口部にもシーリングが施工してあります。劣化してひび割れしたり欠損することがあり、そのまま放っておくと雨漏れの原因となってしまいます。
それでは、既存のシーリングを新設していきます。まずは、既存のシーリングを撤去していきます。撤去の時は、カッターや専用工具などで切り込みを入れて、取り出していきます。
次に、新設する箇所以外にシーリングがつかないようにマスキングテープを使って養生をしていきます。
その上に建物とシーリングの密着をよくするプライマーを塗っていきます。
プライマーがしっかり乾燥するのを確認したら、新しいシーリングを打っていきます。
今回は、オート化学工業のオートンイクシードを使用していきます。
通常ホームセンターなどで販売されている変性シリコンなどは、耐用年数は10年程度なのですが、このオートンイクシードは20年以上の耐用年数です!
塗装しないところを養生していよいよ外壁塗装!





外壁塗装しない箇所をしっかりビニール養生して、いよいよメインの外壁塗装を施工していきます。
外壁が今回は、窯業系サイディング外壁でしたので、日本ペイントのパーフェクトサーフを使用しました。パーフェクトサーフはきめが細かい下塗り材ですので、上塗りに使用する塗料の吸い込みが少なく、仕上がりが美しくなります。
微弾性機能もあり、ヘアクラック(小さなひび割れ)への追従性もある優れものです。
下塗りが乾燥したら、中塗りを塗っていきます。下塗りと同様に専用ローラーと刷毛を使用して塗っていきます。
次に上塗りを塗って仕上げていきます。塗りムラや塗り残しがないように丁寧に作業します。
付帯部も塗装します、塗れるとこは全部塗ります!





外壁の塗装が終わったら、付帯部の塗装を行っていきます。付帯部とは、建物の外壁以外のことを指していて、それぞれ名称はあります。
軒天・雨樋・水切り・破風板・庇・基礎などなど。これを総称して付帯部と呼びます。もちろんお客様には、一つ一つ説明します。
それぞれ下塗りも上塗りも箇所によって違いますので、ご提案内容は建物によって変わります。ご提案の時に詳しく説明させて頂いております!
塗装後、検査完了したら足場解体して完工となります!

全ての工程が完了したら、塗り残しや手直しなどがないかくまなく検査します。お客様にも仕上がりを確認して頂き、ご納得してもらいましたら足場解体していきます。
とてもきれいに仕上がり、お客様も大変満足して頂けました!