





まず初めに現場調査します!しっかりと隅々まで建物を点検して、その上でその建物に合った施工方法、塗料、補修方法とお客様のご要望に沿ったご提案をさせて頂きます。今回の建物は、屋上の既存防水
がシート防水で、外壁がALC外壁でした。前まで入っていた企業様は20年近くメンテナンスは何もしておらず、かなり劣化がひどい状態でした。
ALC外壁はひび割れがかなり多くみられました。ALC外壁のジョイントに施工してあるシーリングも切れてしまっていたり、ひび割れしてしまっていて、雨水は建物内には侵入してしまっている状態です。屋上の既存防水も排水口にコケが生えて水が流れなくなっていて、全体的に防水機能がなくなってしまってる状態です。このまま放っておくと、建物の躯体からダメになってさらに大規模な修繕工事になってしまいます。
あまり建物の状態がよくないことをお伝えしました。
工事に必要な足場を建てていきます!


建物診断と工事のお見積りを提出して頂く際に、一からご契約後の工事の流れや、工事の内容をご説明させて頂くのに、45~60分程度お時間を頂いてます。足場を建てての防水工事や外壁塗装は、高額な工事です。工事内容を全て理解してご納得して頂けるように丁寧にわかりやすくご説明させて頂きます。
ご納得して頂けて、弊社にお任せして頂けるとのことでしたら、ご契約を締結します。
その後、色決めの打ち合わせや、工事期間の設定、近隣挨拶などを経て、着工日が決まりましたら、足場を掛けていきます!
足場が建ったらまずは高圧洗浄!

足場が建ちましたらまずは全体を高圧洗浄をかけて汚れやコケを綺麗に除去していきます!業務用ケルヒャーのような機械で手に当てたら、切れてしまうくらいの水圧でしっかり汚れを落としていきます。汚れが残ったまま、その上に塗装してもすぐ剥がれてしまったり、耐久年数が本来より短くなってしまったりするのでとても重要な作業になります。
ALC外壁のジョイントをコーキング補修!





劣化してひび割れしてしまってるALC外壁のジョイントをのコーキングを新設していきます。こちらもせっかく塗膜が長持ちするいい塗料でも下地となるコーキングがしっかり施工されていないとここからひび割れが再度発生してしまいます。オート化学工業のオートンイクシードを弊社は通常で採用してます。上塗りの無機塗料と合わせて超高耐久仕様です!
下地補修したら外壁塗装していきます!






下地処理が終わりましたらいよいよ外壁塗装していきます。サッシや玄関まわり、土間などは塗装しませんのでしっかり養生をしていきます。養生が完成しましたら、下塗り・中塗り・上塗りと乾燥時間を守って3工程塗装していきます。
この乾燥時間は季節や天候によって上下しますが、必ず完全に塗膜が乾燥してから、次の工程に入っていきます。乾燥してない状態で次の工程に入ると、本来の塗料の性能が発揮されません!
外壁以外の付帯部分も塗ります!



外壁以外のいわゆる付帯部分に関してもアルミやステンレスなど塗装に不向きな素材以外は全て塗装していきます。素材によって適した下塗り・上塗り材がありますので、ご提案時に説明させて頂きます。



付帯部もきれいに仕上がりました。
今回はKFケミカルのセミフロンマイルドⅡで付帯部塗装しました!2液弱溶剤4フッ化フッ素樹脂塗料で、優れた耐候性でいつまでもツヤを保持して美観を守ってくれるおススメの塗料です!
屋上防水を新設!






屋上の防水を新設していきます。既存シート防水を綺麗に撤去して、ガタガタになってる下地をノロ引きして平らに仕上げていきます。その後、新しいシート防水層を張っていき、防水層を保護するトップコートを塗布して屋上防水完成です!
建物の幕板部分はガルバリウム鋼板カバー工法で施工!

建物正面の幕板はステンレス素材でしたのでガルバリウム鋼板カバー工法で施工しました!

新しく会社の看板も新設!かっこいいですね!



擁壁・玄関上庇・電気ボックスも綺麗に仕上げて工事完成です!オーナー様にもとてもカッコよく仕上がって大満足して頂けました!