0120-69-6996
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工事前の現場調査でまず気になったのは大きく開いたクラックが何箇所もあったことでした。クラックとは外壁のひび割れの事をいいます。小さなひび割れはヘアクラックと呼ばれています。このようなひび割れは放っておくと危険です。そのクラックから雨水が侵入してしまいます。一度雨が入ると雨の通り道ができてどんどん建物内部に水が浸水します。
今回はジョリパット外壁の改修なのでクラック補修には、防水伸縮セメントを使用します。
次に気になったのは建物北面の外壁に広がったコケです。コケが生える原因として湿気が溜まりやすい箇所、外壁に凹凸が多い、外壁自体の防水性能がなくなっているなどが主な原因です。
業務用高圧洗浄を使用してきれいに洗浄を行い、コケを除去していく作業が必要です。
一番最初となる高圧洗浄作業です。そこら中に発生しているコケ、溜まってこびれついた汚れやホコリをしっかりと除去していきます。
ここで高圧洗浄の重要性を説明します。一般的に外壁に塗装した塗膜は、３６５日紫外線を浴びていて、雨水にもさらされます。着実に少しずつ劣化現象を起こっているということです。劣化した塗膜は、そのまますぐに崩れ落ちていくわけでなく、少しずつ白化していきます。これをチョーキング現象といいます。この現象が起こっている状態のまま、新しい塗料を塗ってもその劣化した塗膜は密着力がないため、すぐに剥がれてくる可能性があります。
こうした事態にならないよう古い塗膜はもちろん、コケ、汚れなど塗膜表面の様々なものを除去することが大変重要になります。
高圧洗浄が完了してしっかりと乾燥させたらまず一番気にされていたクラックを補修していきたいと思います。補修跡が目立たないように刷り込んで補修をします。
塗装しない箇所を養生したらさっそく全体を塗装していきます！基本的に全て下塗り・中塗り・上塗りの３工程です。中には、２工程や４工程の塗料もありますが、、
この工程が一つでも抜けたり、乾燥時間が足りなかったり、規定量の塗料の使用の厳守、希釈・攪拌不足の有無等、なにか間違えてしまうと想定される塗膜の機能や耐久性は実現できません。各塗料の仕様につきましてはカタログに記載してありますので必ず確認するようにしましょう。
まずは下塗り作業を行っていきます。
下塗りの役割として上塗り塗料をしっかり密着させることがあります。塗装前の外壁は劣化による凹凸などがありますが、下塗りを規定量塗布することで平滑にして密着度を上げることができます。また、上塗り塗料の吸い込みを抑える役割やヘアクラックと呼ばれる小さなひび割れも下塗りで十分補修することが可能です。
今回はニッペのパーフェクトフィラーを使用しました！
下塗り塗布・乾燥後にようやく仕上げの中塗り・上塗りの工程になります。この断熱塗料ガイナはほとんどがセラミックによって構築されています。セラミックはとても軽いので時間がたてば塗料内の水や樹脂が沈み、セラミックが浮いてきます。このようにきちんと混ざってないと効果が発揮できませんので、しっかりと攪拌することがこの塗料を扱う上で重要なことになります。
規定量、乾燥時間を守って仕上げていきます！
ここで断熱塗料ガイナのすごい効果を説明します。まず、
寒さ対策→断熱・保温効果！ 室内空気温度が高くなったとしても、天井や外壁の温度が低いと、熱はそこから逃げていきます。断熱性能のあるガイナを塗布すると、その周りの温度に適応して、熱の移動を抑えてくれます。
暑さ対策→断熱・遮熱効果！ 塗料内のセラミックが球体なので、太陽光の赤外線を反射してくれます。塗膜の表面温度が適応して、熱の移動を抑制します！
騒音対策→遮音・防音効果！ ガイナの塗膜は大量のセラミックで隙間なく構築されているので、効率よく音を反射して、伝わる音を軽減します！
臭い対策→空気質改善効果！ ガイナは汚染物質が付着しにくく、マイナスイオンを発生させているので、浮遊している悪物質と結合していくので消臭効果や空気をきれいにする役割があります！
外壁以外の塗装できる箇所を塗装していきます！それぞれの箇所に合った下塗り材、上塗り材を選んで施工していきます！軒天には防カビ機能の塗料、鉄部は錆止め塗料を塗布して上塗り塗布など、各箇所に適した塗料・工程の選定は私たちにお任せください！
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