

こちらが施工前の状態です。
既存の防水はゴムシート防水でした。
立上り等に切れはありませんでしたが、全体的に劣化が進行していました。
防水にも色々と種類がありますが今回はウレタン防水を使用しました。
ウレタン防水は塗膜系の防水で複雑な形状にも対応できます。
また継ぎ目がないので均一に仕上がります。
高圧洗浄


まずは既存の防水の汚れ等の除去の為に高圧洗浄をします。
下地処理・プライマー塗布


次に下地が悪い箇所の補修を行います。
下地の状態が悪いまま工程を進めていくと、防水の不具合にもつながりますので
点検の時から下地の状態を見定めて工事を進めていきます。
それが終わったら接着剤の様な役割となるプライマーを塗布していきます。
絶縁工法 自着シート張り


今回の防水工法である絶縁工法では既存の防水と縁を切る為に
自着シートというものを張っていきます。
そうする事で下地の不具合にも対応出来るようになります。
ウレタン塗布


自着シートを張り終えたら
防水の要となるウレタン塗料を塗布していきます。


ウレタンの2層目を塗布していきます。


左の写真は脱気筒といい
既存の防水に湿気等が発生した時にこの脱気筒から排出されて膨れ等の不具合を無くす部材です。
自着シートを使った絶縁工法では面積にも寄りますが100㎡に1つは最低でも取付が必要です。
そしてウレタン2層の塗布が完了したら最後に防水層の保護塗膜となる
トップコートを塗布していき防水工事は完了します。


