
今回は知立市にある「イーグルボウル」という商業施設からの点検依頼で現地へお伺いしました。ご覧のように大きい建物です。そして雨漏れがあったとの事でしたが該当の場所がガラス壁でした。

外壁にはしごをかけて・・・という施工ができないので施工方法の検討が必要ですが、まずはガラス回りがどのような状態なのか確認してみる事にします。外壁塗装などの修繕工事は定期で実施されていらっしゃるとの事でしたが、ガラス(周り)のメンテナンスは行っていない状態でした。
ガラス回りのシーリング劣化状態

何とかハシゴをガラスに当てないように伸ばしてガラスを見てみます。やはりシーリングは劣化してひび割れていたり取れてしまっています。強く水がかかるとなおさらですが、普通の雨でも湿り気があると内部に入る可能性があります。

窓回りのシーリングにおいては一般家庭でもほとんど気にする事がない箇所のように思います。外壁や屋根の不具合は気にすれば見える部分ですが、今回のガラス回りのシーリング状態と立地を考えて施工計画の提案を行わないとなりません。
ガラス回りのシーリング及びアルミ部材の縦目地破断

ガラスは何枚もありますが、劣化の度合いも同じくらい。同じ向き、形でも雨漏れは一か所のみという事も踏まえて点検を進めていきます。

ガラス回りからの雨漏れとは少し離れるかもしれませんが、こんな不具合も見られました。サッシ自体はアルミでできており、周囲の造りもアルミです。継ぎ目にシーリングもされていましたが破断してしまっている箇所がいくつかありました。しかも天井に届く部分までの破断なので施工には高所作業が必要な部分です。
今回の商業施設の雨漏れ確認と施工方法の提案は高所作業車を用いて補修及び改修の提案をさせて頂く事になります。高いところまでおよそ15m弱あるのですべてを施工の場合は大きい作業車が必要になります。また、営業中の施設ですので利用者様の通行や利用にも配慮が必要です。施設のご担当者様にもご協力いただきながら進めていければと思います。もちろん一般の戸建ての各種改修工事も覆う手掛けておりますので外装工事ご検討中の方はお気軽にご相談ください。点検・見積りは基本無料で行っております。