長久手市で旧塗膜がチョーキングしてしまった雨戸を下地処理して塗りました!
雨戸にも塗装は必要なのか?と疑問に思われる方もいると思います。結論から言いますと長く使い続けるためには雨戸にも塗装によるメンテナンスは必要不可欠なものなのです!
今回は雨戸にメンテナンスが必要な理由と雨戸の塗装の流れについてご紹介いたします。
雨戸にも塗装によるメンテナンスは必要不可欠と言いましたが、塗装が必要な理由は以下の通りになります。
雨戸の劣化を防ぐ
まず雨戸の塗装を行う一番の理由は「部材の劣化を防ぐため」です。
雨戸は主に木製と金属製の2つに分類されますが、いずれの場合でも塗装が必要となります。なぜなら、雨戸は塗膜に覆われていることで、雨や紫外線による部材の劣化を防いでいるからです。
もし雨戸の塗装メンテナンスをせずに放置していた場合、木製の雨戸は雨や湿気の影響で徐々に木材が腐っていき、最終的にはボロボロになってしまうでしょう。
また、金属製の雨戸の場合は塗装メンテナンスをしないことで錆が発生してしまう恐れがあります。錆びは雨戸の見た目が悪くなるだけでなく、さらに悪化すると木材と同様に腐食してボロボロになってしまいます。
腐ってしまったり、錆びてボロボロになった雨戸は「雨を防ぐ」「防犯のため」といった雨戸本来の役割を果たせなくなります。塗装をしても部材の劣化を完全にゼロにはできませんが、劣化スピードを遅らせることは可能なのです。
ケガや汚れを防ぐため
もう一つ塗装を行う理由として、「ケガや汚れを防ぐため」というものがあります。例えば木製の雨戸がボロボロになると、表面の板が割れてきて、触れるとケガをする恐れがあります。金属製の雨戸に関してはサビている場合、近くに干している洗濯物が触れると、サビがついて汚れてしまう心配もあります。
こういった実害を防ぐためにも、雨戸・戸袋は定期的な塗装メンテナンスをすることが大切なのです。
雨戸の劣化症状
雨戸に塗装が必要といってもどのタイミングで行えばいいのかと思われるかもしれません。年数でいえば外壁塗装同様10年前後くらいで1度が目安となるのですが、当然のことながら雨戸の劣化状況はお住まいの立地環境によっても変わってきます。
そのため具体的な年数は一概にいう事は出来ないのですが、雨戸にも外壁などと同様に劣化のサインがありますので、以下のサインが出てきたら塗装を行うようにしましょう。
チョーキング現象
まずはチョーキング現象です。塗膜が劣化すると、粉をふいてくる場合があります。この現象を「チョーキング現象」や「白亜化」と呼びます。外壁と同様にこのチョーキング現象は塗膜の劣化が確認できる代表的な劣化のサインなのです。
変色や色あせが発生している
雨戸の変色や色あせが発生した場合も雨戸のメンテナンスの時期が来たと言えます。
変色や色あせが起きるのは主に紫外線の影響です。表面を保護する塗膜はすでに劣化していると判断できますので、防水性や美観を回復させるためにも塗装工事をご検討いただきたいタイミングとなります。
錆が発生した場合
金属製の雨戸に限った話ではありますが、錆が発生した場合も塗装の時期が来たと言えます。メンテナンスについて説明した際に触れましたが、雨戸に錆が発生してしまった場合、もらい錆を起こし、そこから全体へ錆びが広がる恐れがあります。そのため錆が発生した場合も早めに塗装を行う必要があります。
メンテナンスの様子
ここからは今回行った雨戸の塗装の様子についてご紹介いたします。
下準備


塗装を始める前に下準備を行います。外壁などと同様に雨戸も汚れたまま塗装してしまうと塗料がうまく密着せず、塗膜がすぐに剥がれてきてしまいますので、ケレン作業や高圧洗浄で雨戸に付着している錆やホコリなどの汚れをしっかりと落とします。
下塗り作業


下準備が終わったら次に下塗りを行います。金属製の雨戸は雨や湿気の影響で錆が発生しやすいため、下塗り時に錆止め塗料を塗っておくことで、錆びの発生をできる限り抑制できるのです。
中塗り

下塗りが完了し、しっかりと乾燥させたら次に中塗りを行います。この中塗りは上塗りの補強の役割を果たします。一般的にこの中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
上塗り


最後に仕上げの作業として上塗りを行います。同じ塗料を中塗りと上塗りの2回に分けて塗る理由は、塗膜を最適な厚みに仕上げるためです。
おわりに





綺麗に仕上がりました!
雨戸は雨風を防ぐだけではなく、防火・防犯・防寒と重要な役割を果たしています。長くしっかりと使い続けるためにも劣化症状を見逃さずに塗装を行うようにしましょう。私たち街の外壁塗装やさんでは雨戸の塗装も喜んで承っております。塗膜の剥がれが気になる、見た目が気になる方は遠慮なくご相談ください。