名古屋市名東区で外壁塗装・防水工事を実施した事例記事の続きを紹介していきます。
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【名古屋市名東区で外壁塗装と防水工事の施工風景・塗装の経年劣化は雨水の浸透を招きます】
今回は屋根材にスレートが使用された住宅で、屋根塗装を実施した様子をお伝えしていきましょう。

スレートとはセメントと繊維を主成分とした薄くて軽量な板状の屋根材で、耐久性とコストパフォーマンスに優れた屋根材です。
ただし、スレート自体には防水機能がないため、表面の塗膜が劣化すると雨水が浸透してしまいます。
雨水が浸透する状態で放置すると、屋根材自体が劣化しボロボロと崩れてしまう恐れも。
そのため、スレートに屋根塗装を施す際には、経年劣化が進行しすぎる前に処置を施す必要があります。
棟板金の塗装


こちらの住宅では屋根の頂上部分の棟に、板金が使用されていました。
棟板金と呼ばれる箇所ですが、こちらも表面の塗膜が劣化するとサビに繋がります。
未然にサビの腐食を防ぐためにも、スレートと同様に塗装が必要な箇所です。


屋根塗装は下塗り1回・上塗り2回の実施が基本です。
下塗りには「ファイン浸透シーラー」、上塗りには「無機エクスカリバー」という塗料を使用していきました。
屋根塗装の施工完了


最後に上塗り3回目を施し、塗料が乾燥すると施工完了です。
屋根は外壁と異なり、紫外線や雨風といった過酷な自然環境をマトモに受ける場所となります。
塗料の経年劣化も進行が早いため、屋根塗装を検討している際には、早めの再塗装実施を検討してみましょう。