瓦棒葺き屋根を屋根塗装します、まずは高圧洗浄とケレン作業していきます

瓦棒葺き屋根の屋根塗装する際の注意点は、塗装方法によっては瓦の特性や形状に合わせた塗料を選定することが重要です。瓦棒葺き屋根は瓦が直接屋根に葺かれているため、塗装による保護が必要です。塗装を行う際には、瓦の表面の状態をしっかりと確認し、適切な下地処理を行うことが大切です。また、塗料の選定には耐候性や耐久性が求められるため、高耐久塗料を使用することが推奨されます。瓦棒葺き屋根は屋根全体の美観や耐久性を保つために、適切な塗装が必要です。

今回ケレン作業は手工具による第3種ケレンで施工します。
第3種ケレンは、スクレーパーやワイヤーブラシなどの手工具を使用して行うケレンのことです。主に手作業で行われ、軽度の錆や汚れを落とすために行われます。古い塗膜が付着している場合にも使用され、劣化した旧塗膜を剥がすことも目的として行われます。

第3種ケレン作業は、表面を研磨する方法であり、鉄部塗装において重要な工程です。この作業を適切に行うことで、塗料の密着性を向上させることができます。注意点としては、十分な研磨を行わないと塗料が浮いたり剥がれたりする可能性があるため、丁寧かつ均一に作業を行うことが重要です。また、塗装前に表面の清掃を行い、錆や汚れを取り除くことも必要です。これにより、塗料の密着性が高まり、鉄部の耐久性や美観を向上させることができます。

錆を抑制する錆止めを塗布していきます

下塗りとなる錆止めを塗布していきます。

錆止め塗料は、錆を防止するために鉄部に塗布される塗料です。一般的な錆止め塗料は、鉄や金属などの表面に塗布することで、酸化鉄の生成を防止し、錆を抑える役割を果たします。錆止め塗料は、錆を止めるのではなく、酸化鉄の生成を防止することで鉄部の耐久性を向上させます。また、錆固め塗料という種類も存在し、これは錆を固めて拡がらないようにする効果があります。錆止め塗料の選択は、ピカピカの状態でも使用されることがあり、最適なものを選ぶことが重要です。

仕上げの中塗り・上塗り作業していきます

鉄部屋根塗装の中塗り・上塗り工程では、まんべんなく塗装されているかどうかを確認するために、色を変えて施工していきます。水性塗料や油性(溶剤)塗料を使用することで、きれいに仕上げることができます。塗料の選択は塗装する箇所や周辺環境に合わせて適切に使い分けることが重要です。

中塗り・上塗り工程では、均一に塗装されているかを確認しながら丁寧に作業を行うことがポイントです。また、塗料の乾燥時間や塗り重ねるタイミングなども注意して作業を進めると、きれいな仕上がりを実現することができます。