名古屋市名東区でコケが生えてしまったスレート屋根を屋根塗装しました!スレート屋根は元々防水機能が無いため塗膜が劣化してしまうとどんどん屋根材自体劣化してしまいます。そのため塗装でのメンテナンスが必要になります。
スレート屋根とは?
まず今回塗装を行いましたこのスレート屋根とはセメントを薄い板に加工した屋根材のことです。安価で軽量、デザイン性も高いため今最も普及している屋根材になります。
劣化症状
スレート屋根の主な経年劣化による症状は、ひびや欠け・色褪せ・反り・コケの繫殖です。今回のお住いのように屋根に苔が生えてしまうとその部分の水捌けが悪くなってしまいます。その結果、周りにも水分が供給されるので、より苔が生えやすくなります。さらに苔の部分に砂などの汚れがたまってしまいより水はけが悪くなっていってしまいます。水分はお住いの建材にとって天敵ですので経年劣化の症状が見られた際には、必ずメンテナンスを行うようにしましょう。
塗装作業
次にスレート屋根の塗装作業についてご紹介していきます。
高圧洗浄

塗装を行う前に屋根を高圧水流で洗って汚れを落としていきます。その水圧は凄まじく、最高で1平方センチあたり160kgの水圧をかけることができます。あくまで水圧で汚れを落としていくので水道料金もそれほどかかるわけではありません。苔やカビがあまりにもひどい場合はバイオ洗浄といって、専用の薬品を使って苔やカビ、藻などの植物を徹底的に除去する洗浄方法を行う場合もあります。ただしガーデニングや植栽をされているお住まいですと、しっかりと養生しないと流れた洗浄水で枯れてしまう可能性がありますので注意しましょう。またバイオ洗浄は従来の高圧洗浄と比較をすると専用の洗剤を使用する分、割高になってしまいます。
下塗り・中塗り・上塗り



洗浄作業が完了し、しっかりと乾燥させたら塗装作業を行っていきます。まず最初に下塗りを行い塗料の密着率を上げます。次に中塗りと上塗りを行い、仕上げていきます。スレート屋根は流通量が多いのでメンテナンス製品である塗料も充実しています。屋根は建物の中で一番紫外線が当たりやすく、外壁よりも劣化しやすい場所になりますので、屋根用の塗料はできるだけ耐久性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
おわりに

綺麗に仕上がりました!
一般的にスレート屋根の寿命は2・30年といわれていますが、定期的な塗装メンテナンスを行わないと劣化してそこまで持たないのが現実です。
屋根は外壁よりも直射日光に直接照らされて、外壁よりも劣化が早いですが外壁よりも劣化を確認しづらい場所でもありますので、永く使い続けるためにも家を守ってくれる屋根をしっかりと点検し、メンテナンスを行いましょう!
私たち街の外壁塗装やさんでは無償で点検も行っているのでもしお住いの状態が気になる方はお気軽にお問い合わせください!