今回は豊明市で黒ずんでしまった軒天を塗り替えしました！この黒ずみは軒天によく見られる劣化症状になります。これを長い間放置してしまうと雨漏りの原因になってしまうのでメンテナンスを行う必要があります。

軒天の劣化症状

軒天の黒ずみとは？

「軒天」は屋根から外壁の先まで突き出ている、いわば屋根の裏側のことをいいます。
これは屋根の裏側をきれいに整えたり、雨水や紫外線から外壁を守るといった役割があります。

軒天は非常に湿気がたまりやすい場所になります。そのため苔やカビが発生しやすく、このカビと雨水が合わさることで軒天に黒ずみが発生してしまうのです。今回は塗り替えだけですが、劣化状況によっては屋根の改修工事が必要になることもあります。

この軒天は塗装ができるのか、張替するを必要があるのか、といった判断をご自身でするのは難しいと思いますので、もしご自宅の軒天の劣化状況が気になるという方は私たち街の外壁塗装やさんまでご連絡ください。

軒天の塗装について

下準備

塗装を行う前に下準備として、高圧洗浄を行って汚れを落としていきます。
汚れが残っていると塗料がしっかりと密着しないので丁寧に行っていきます。

ただし、軒天の素材によっては水に弱いものもあります。その場合は高圧洗浄は行わずにケレン作業やペーパー掛けによって下処理を行っていきます。

上塗り作業

下準備が完了したら塗装作業に移ります。

軒天塗装では、耐水性・通気性・防カビ・染み止め効果など機能性に優れる塗料であるEP(エマルションペイント)・AEP(アクリルエマルションペイント)・NAD(アクリル樹脂系非水分散形塗料)という3種の塗料を主に使用します。

もし金属等が付いている場合はさび止め等の下塗り材を先に塗ります。その後、上塗り材を２～３回程塗って完了になります。

おわりに

綺麗に仕上がりました！

軒天の劣化を防ぐ方法としてメンテナンスは非常に重要です。
特に軒天の黒ずみなどは放っておくと建物の他の素材にも影響を与えてしまうので早めに対処を行う必要があります。

もし、張替えなどの補修工事が必要になると、その分負担費用も大きくなってしまいますので定期的にメンテナンスは行うようにしましょう。