東海市で水性無機塗料を使用してサイディング壁を外壁塗装しました！

まず最初に塗装工事の前段階に行う処理として、外壁の汚れを強力な水圧で洗い落としていく高圧洗浄を最初に行います。高圧洗浄を行うことにより、外壁や屋根に蓄積されたホコリや汚れ、コケを洗い落として塗料の密着をよくします。
高圧洗浄で汚れを落とした後は、ケレン作業を行い鉄部の汚れや木部の古い塗装面の除去などを行います。クラックと呼ばれる外壁のひび割れなどはコーキング材で補修します。きちんと下地補修を行った後に塗装をしない箇所に養生をしてからようやく塗装を行っていきます。

今回は塗装に外壁用超高耐候性2液水性無機・フッ素ハイブリッド塗料のセミフロンスーパーアクアⅡを使用しました！
セミフロンスーパーアクアⅡは反応硬化形なので耐候性・耐汚染性に優れています。また、熱や紫外線に安定なポリシロキサンをフレキシブル性に優れた特殊成分を用いて樹脂を変性することで、無機の特長である優れた耐候性・耐汚染性と有機の特長である耐屈曲性・耐クラック性双方を兼ね備えた次世代の塗料です！
本州に比べ、3倍以上塗膜の劣化があると言われている過酷な環境である宮古島で行われた塗料の耐久年数がわかる促進耐候性試験においても他の弱溶剤・水性フッ素樹脂塗料や水性シリコン樹脂塗料と比較しても極めて高い耐候性能を誇った優れた塗料です。

このセミフロンスーパーアクアⅡを使って下塗り、上塗りを行っていきます。
現在の塗料のメーカー仕様は、外壁面、屋根面ともに計３回塗りが一般的です。
その内訳は、下塗り → 中塗り（本塗装１回目）→ 上塗り（本塗装２回目）の計３回になっております。
しかし、今回使用したセミフロンスーパーアクアⅡは一般的な住宅用塗料が3コートを要するのに対して、2コートオールインワンプロセスに対応しておりますので、下塗り、上塗りの2工程で行っております。工期を短くでき柔軟な工程管理に貢献する、コストパフォーマンスに優れた塗料でもあります。

全ての塗装が完了しましたら施主様と一緒に完了確認検査を行います。気になる箇所があれば修正を行います。施主様自身の目で仕上がりを確認してもらいご満足して頂けましたら足場解体作業をします。足場を解体後に再度確認してもらい完工となります。