ウレタン防水とは...
防水の中でも種類が様々ですが、ウレタン防水は
多くの場所で使われています。
なぜウレタン防水は多く使われているのかというと、価格も平均的で、ウレタン防水が施工できない箇所も少ないので様々な場所で活躍しています。
ウレタン防水も大きく3つに分かれています!!・通気緩衝工法
・密着工法
・メッシュ工法
今回はお客様宅のベランダで施工させて頂いたので密着工法で行わさせて頂きました。
密着工法とは、床・土間に直接液状のウレタン樹脂を流して塗膜をつけて密着させる方法です。
密着工法は価格がリーズナブルですが床・土間の面積があまりに広いと、違う方法が効果的の場合もあります。
高圧洗浄で蓄積された汚れをおとして下地を作ります。

汚れ等が残ったまま防水工事をすると、密着も悪くうまく防水機能が発揮できないです。
しっかり下地を整えてから防水していきます。
洗浄を行ったら十分に乾燥させて水分を抜きます!!
ウレタン防水を4工程で施工します!!



まず1番始めに専用プライマー(下塗り
)を塗っていきます。
素地によって下塗りの用途は異なっており、今回は塩ビシートが貼ってあった為、塩ビプライマーを使用しましたが様々な下塗り材が存在しており
ウレタン防水は例外もありますが、どんな素地でも
施工できるのでご安心ください!!
下塗りを終えたら、ウレタンを整えながら綺麗に流していきます!!
ウレタンは、液状のゴムのようなものを流します。
季節にも影響しますが、硬化するのが早く、塗膜の厚み
をつけながら行うので職人さんの腕が光りますね!!
ウレタン1回目を終えたら1日ほど乾燥期間を設けて2回目のウレタンを流していきます!!
写真だと分かりづらいですが、人が上に立つとピッカピカでまるで鏡のようです!!(鏡面仕上げ)
最後にトップコートで仕上げたら完成です!!

ウレタンを流すだけだと、表面がずっとベタベタして足跡等がついてしまいます。
専用の仕上げ材がありますのでそちらを塗って完成になります。
工事が終わってお客様から、「雨が降ったあとベランダに出てみたら水を全部弾いていてびっくりした!!」とウレタン防水を肌で実感して頂きました。
劣化していると水を弾かなくなり吸ってしまうのでそこから雨漏れや腐食などにつながります。
これで皆さんにも防水工事の大事さが分かって頂けたら嬉しいです!