塗装は下地調整が不可欠です!!

雨樋は、希に銅などの素材で作られていますが、多くが塩化ビニール樹脂で作られているものが多くなっています。
雨樋を塗る際、表面を[ペーパー]と呼ばれる研磨材でしっかり全体的に細かな傷をつけていきます。
そうすると塗料が、乗りやすく更に密着性もあがるので大事な工程になってます。
塩化ビニール樹脂は、昔から非常に多く普及されているもので安価で手に入れることができます。
しかし、劣化すると柔軟性がなくなり、簡単に割れてしまったりします。
他にも色々な種類の雨樋が存在してます。
・ガルバリウム鋼板
・銅
・アルミニウム、ステンレス
今では見られるところも少ないですが、竹で作られている樋もありました。
1回塗りと2回塗りでは大きく違ってくるところがあります。


塗料には、艶というものがあります。
その艶は1回でも十分に出るときもありますが、1回塗って乾燥させてから2回目を塗ると更に艶がでます。
もちろん耐久性があがるのもありますので、付帯部塗装は2回塗が基本となってきます!
今回使用させていただいたのはフッ素系の樹脂塗料で、2液塗料を用いています。
塗料にもグレードは存在していて、耐久年数など違いがでてきます。
フッ素は、シリコンやウレタンに比べると耐久年数も優れており、グレードの高い素材となりますがその分価格も高値です。
雨樋塗装をする際の注意点と必要性について。


雨樋は、基本的に頑丈にできています。
塗装しないと劣化するなどの心配はなく。塗装するのは美観を整えるためです。
そして、雨樋などの付帯部を塗装する際注意したほうが良い点は、外壁や屋根を塗装する時一緒に付帯塗装もするならば同じグレードの材料を作用して頂きたいです。
なぜなら、それぞれ違うグレードの材料を使用すると耐久年数の違いから、劣化する順番が異なってきますので、
次回塗装を行う際に外壁は色あせてきたのに付帯部・屋根は綺麗
だから塗装を行わず
に工事を終えて、1・2年経ってから屋根・付帯部が色あせてきて
また塗装を行おうとすると、足場を立てる費用など2重に費用がかかる場合があるので、全部塗装したい!!となれば、なるべく同じグレードの材料で塗装を行いましょう!!