本日は犬山市へと点検に行ってきました。
今年は例年に比べて花粉の量が物凄く多いみたいですね。
私は花粉症では無かったのですが、ここ何日か目のかゆみと鼻水に悩まされています・・・・。
ただし花粉症とは認めたくないので薬を飲まず必死に耐えていますが、持ちそうにありません。。。。(笑)
突然ですが!
あなたの今住んでいる家の外壁材ってなんですか?
いきなりこの様な質問をされて、すぐに答えられる方ってあまり多くは無いと思います。
様々な外壁の種類がある中で普段から外壁の事を気にしているのは私たち位だと思います。(笑)
本日は点検に伺った家で使用されていたリシン仕上の外壁についてお話をしたいと思います。
リシンの簡単なチェックポイントはざらざらしているかどうかです。
触ってみてざらざらしている外壁の方はリシンの可能性が高いです。
実際にどんなものかと言いますと・・・
こちらがリシン仕上の外壁です
粒々とした骨材(細かく砕いた石や砂)に樹脂やセメント、顔料を混ぜて吹付けてあります。

角度を変えてみるとこんな感じです。
素肌で勢いよく擦ると皮膚が削れてしまうくらい凹凸があります。
特徴としてはリシン仕上によって凹凸があり、艶が抑えられて落ち着いた高級感のある仕上がりとなります。
和風・洋風どちらにも用いられており透湿性や通気性に優れます。


透湿性や通気性には優れますが
ひび割れをしやすく、耐久性としてもあまり高くはありません。
ですので定期的な塗り替えが必要となります。
また表面の凹凸により汚れが溜まりやすく特に日の当たりにくい場所では
水垢や藻が発生して外壁の汚れがとても目立ちやすいです。
塗り替える際のポイントとしては
現状が艶消しの仕上がりの為、通常の塗装を行うと艶が出てしまいせっかくの高級感のある仕上がりが無くなってしまいます。
ですので艶を抑えた塗料というのがあるのでそういった塗料を選ばれるのが良いと思います。
次はまだ別の外壁材についてお話をしたいと思います。