先日のブログで江南市の点検の様子をお伝えしました。
モルタル外壁の特徴をお伝えしたと思います。
おさらいすると
モルタルとはセメントと砂を混ぜた外壁材です。
ラスという網にモルタルを塗っていきます。
しかしモルタル外壁はクラック(ひび割れ)を起こしやすいです。
年数の経過と共に乾燥して収縮が起こり、その収縮に耐えれなくなった時にクラックが発生する事があります。
クラックには色々な種類があります。
特に注意をしておきたいポイントは
クラックの数と太さです。
こちらはクラックスケールと呼ばれるものです。
ホームセンターで数百円程度で購入できます。
お家の簡易的な点検に使えるのであると便利な物です。
目盛りが付いており実際のクラックにあててクラックの幅を測る事が出来ます。

実際にクラックに当ててみました。
こちらのクラックは0.25mmでした。
0.3mm以下のクラックはヘアクラックと呼ばれ構造上あまり問題はありません。
しかし数が多い場合は別ですが・・・。
0.3mmよりも大きい場合は躯体に影響を及ぼす可能性があるので
クラックの補修が必要になってきます。
クラックの幅によって補修方法は異なりますが、またそれは別の機会にお話ししたいと思います。


この様なクラックが発生すると雨水がクラックの隙間から侵入します。
そうすると中の躯体に影響を及ぼしたり雨漏れを引き起こしたりします。
右の写真はクラックからの漏水によって外壁の塗装が剥がれてしまった状態です。
ここまで症状が進行してしまうと外壁塗装以外に補修費用がかかってしまいます。
この様な症状が起こる前に定期的なメンテナンスをしていく事をお勧め致します。
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