時期も良くなり外回り工事の依頼が増加しています。毎年の事ですが春と秋はやはりハイシーズンですね。今回も外壁塗装見積のご依頼です。塗装工事検討のきっかけ上位のチョーキング。自宅でできるチェックなので皆さんにも比較的わかりやすいですね。塗膜が弱くなってくると雨水など吸い易くなってしまいます。

細かなものですが多数こんなクラックが外壁に入っています。製造時の個体差ではなく、主に経年で出てくる劣化です。生活の中での建物の揺れや地震、車両の通る際の振動など・・。要因は様々です。やはり塗装工事の際には小さな不具合こそしっかり直しておきたいものです。

サイディングには外壁に目地シーリングがあります。新築当時は塗装もされていない為むき出しです。早いところでは新築から2~3年で切れや破断が出てくることもあります。写真の様な表面のひび割れは劣化の進行中で、この先は破断や切れが生じてきます。

部分的には特に南面や西面などの日が良く当たる面の目地が痛んでくることが多いです。地上から見える劣化のほかに高所の目地の状態などはセルフチェックが難しいといえます。点検時にこのような不具合を確認して工事のご案内に反映します。

こちらはベランダの内壁です。見てわかるように苔が発生しています。外の生物なので致し方ないのですが、新しい塗膜があると付着は防げます。塗膜が古くなってくると表面に苔や汚れが付きやすくなってしまいます。

塗装工事とセットで行われるのがベランダ床の塗装です。このような一般的なFRP防水ではトップコート塗装を行います。ただし、膨れや剥離が多い場合はほかの材料で施工する提案も行います。今回のような薄い塗膜割れ程度だと下地処理+トップコート施工が可能です。
最後の写真に合った苔の付着についてですが、写真ではベランダのみでしたが実は建物の東側がとても濃く苔が発生しているんです。その為美観を大きく損なっている状態なのでどうしても気になり年数も考えるとこのタイミングで塗装してきれいにしたいというのがきっかけでした。ご指示の部分のみの点検ではなく、広い範囲で提案ができるように当社では建物の点検を行っています。提案もお客様のプランに合わせて適したものを提出しております。このような点検・見積りは無料で行っております。気になる方はお気軽にお問い合わせください。