DIYで家の塗装に挑戦しようと思っているけど、塗料の量が分からなくて不安…

そんな悩みをお持ちのあなたへ、この記事では塗料の計算方法を分かりやすく解説します。

必要な塗料の量や缶数を正確に計算できるようになれば、塗装の準備もスムーズに進みます。

この記事を読めば、塗料の計算が簡単にできるようになり、塗装作業も自信を持って行うことができます。

□塗料計算｜失敗しないための基本

塗料の計算で最も重要なのは、塗布量と塗装面積の2つです。

1:塗布量
塗布量とは、塗装を行う際にどのくらいの量を塗れば良いかを表した値で、塗料のカタログに記載されています。

塗布量を守ることが、塗料本来の性能を十分に発揮するカギです。

適正な塗布量で施工を行わなかった場合、塗膜が短期間で剥がれたり、キレイに形成されずに見栄えが悪くなる可能性があります。

2:塗装面積
塗装面積とは、実際に塗装を行う箇所の面積です。
例えば、外壁を塗装する場合には、家の外壁全体の面積を測ります。

正確な塗装面積を把握することで、必要な塗料の量を正確に計算することができます。

□塗料計算方法｜具体的な計算手順

具体的な計算手順は以下の通りです。

1:塗布量から必要な塗料の量を計算する

必要な塗料の量は、塗布量と塗装面積を掛け合わせることで計算できます。

例えば、1㎡当たりの塗布量が0.11kgで、150㎡の外壁を塗装する場合、必要な塗料の量は、0.11kg × 150㎡ = 16.5kgとなります。

2:必要な缶の数量を計算する

必要な缶の数量は、必要な塗料の量を、塗料缶の容量で割ることで計算できます。

例えば、必要な塗料の量が16.5kgで、塗料缶の容量が15kgの場合、必要な缶数は、16.5kg ÷ 15kg = 1.1缶となります。

3:中塗りと上塗りなど、複数の工程で塗装を行う場合の計算

中塗りと上塗りなど、複数の工程で塗装を行う場合は、各工程の必要な塗料の量を計算し、合計することで、全体の必要な塗料の量を算出します。

例えば、中塗りと上塗りの2回塗装を行う場合、1回の塗装に必要な塗料の量が16.5kgであれば、2回の塗装で必要な塗料の量は16.5kg × 2 = 33kgとなります。

□まとめ

塗料の計算は、塗布量と塗装面積を理解すれば、それほど難しいものではありません。
家の塗装を検討する際は、この記事で紹介した塗料の計算方法を使用して、適切な量を準備することが、スムーズな塗装を行ううえで非常に重要です。
この記事で紹介した計算方法を参考に、必要な塗料の量を正確に計算し、自信を持って塗装に挑戦しましょう。