外壁塗装を行う予定の方で、艶ありと艶なし、どちらが良いのか迷っている方はいらっしゃいませんか。
艶ありと艶なし、それぞれには特有の特徴とメリットがあります。
そこでこの記事では、外壁塗装の艶ありと艶なしの違いやそれぞれのメリットについて詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□外壁塗装における艶あり・艶なしとは？

1.艶の定義
艶とは、光の反射によって決まる特性です。
具体的には、60度の角度から太陽光を当て、何%の光が反射したかによって艶の度合いが決まります。
この光の反射率が艶、すなわち光沢とも呼ばれる特性を決定します。

2.艶の種類とその特性
艶は基本的に「艶有り」「7分艶」「5分艶」「3分艶」「艶なし」の5つに分類されます。
艶の多い塗料はツヤツヤとした仕上がりになり、艶の少ない塗料はマットに仕上がります。
これは、艶の多い塗料が多くの光を反射し、艶の少ない塗料は光を吸収しやすいという特性が関係しています。

3.艶の調整について
艶あり・艶なしの塗料は、メーカーが製造した段階で既に完成されています。
そのため、現場で艶を調整することは不可能です。

元々艶有りの塗料に対しては、そこから艶消し材を調合して艶消し塗料を制作する形になっています。

□艶あり・艶なしのそれぞれのメリットとは？

＊艶ありのメリット

艶あり塗料を使うと、外壁がピカピカになり新築のような見た目になります。
さらに、汚れが付着しにくいという特性もあります。
一般的に、艶あり塗料は艶なし塗料よりも耐久性が高いとされています。
これは、艶あり塗料が表面の凹凸をはっきりさせることで、汚れが付きにくくなるからです。

＊艶なしのメリット

艶なし塗料を使うと、落ち着いた雰囲気で周囲と調和し、高級感が出ます。
艶なし塗料は、光を吸収する特性があり、その結果として落ち着いた雰囲気を作り出すのです。
艶ありか艶なしかは、最終的には個々の好みや塗装する対象、周囲の環境によって決まります。
ただ、特に艶にこだわりがないのであれば、艶ありを選んでおくと良いでしょう。

□まとめ

外壁塗装で使う艶ありと艶なしの塗料には、それぞれのメリットがあります。
艶ありは新築のような見た目を演出でき、艶なしは落ち着いた高級感があります。

どちらを使うかは好みの問題になるため、この記事を参考に決めていただければ幸いです。

当社では外壁塗装に加え、その他リフォーム・サイディングの張替えなどを承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。